

福岡県西部に位置し福岡市の中心部から車で約50分という距離にある糸島半島。玄界灘に面した美しい海岸線と、背振山系の山々が連なった豊かな自然が多くの人々に愛されています。
そんな糸島の豊かな土壌で種や苗から育てるこだわりの野菜をお届けしたい。糸島半島の豊かな自然の中で、土に触れながら人も野菜も共に成長したい 。そんな想いを胸に「ホテル日航福岡糸島ファーム」が新たな一歩を踏み出しました。
糸島の大地で育つ少量多品目の野菜たち
地元の農家さんのご協力のもと、ホテル日航福岡の調理スタッフとレストランサービススタッフが中心となり、季節に合わせた露地野菜や柑橘類など年間約50~60品目を丹精込めて育てています。曲がったり小ぶりだったり個性豊かな野菜たちが、大地の恵みを存分に受けながらとても元気に育っています!
ホテルも畑も文化
安全で安心な野菜をお客様に届けること、さらにもう一つ私たちが畑をもつ理由があります。それは、畑を通して人も大きく成長できるという確かな想いです。例えば、ホテルマンとして農業体験が成長の糧になるよう社員研修の場として取り入れています。また、子供たちへの食育の場として楽しみながら参加してもらえるイベントも企画しています。“人は土に触れると自然と笑顔になれる”畑もホテルもたくさんの笑顔が生まれる場所として育て続けたい、それが私たちの想いです。
History
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1989年
開業当初
地元の食材についてもっと知りたい、勉強したいとの思いを抱いていた総料理長 中橋は、ある生産者と出会う。農業に対する取り組み姿勢・情熱、そしてこれからの農業への考え方や人柄に感銘を受ける。当時は市場に無かったサラダ水菜、サラダ春菊、サラダ法蓮草など希望の野菜を開発してくれる熱意にほれ込み足かけ30年。
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2001年10月
親子で楽しむ春・夏の農園
豊かさと共に食の傾向が変化しはじめる。子供達とその親御さんに、農業体験を通じて食の大切さやみんなで食卓を囲む喜びなどを感じて頂きたいとの思いから、「親子で楽しむ春・秋の農園」をスタートさせる。
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2008年
ホテル直営農園への想い
これからの農業のことや食育のことを考え、ぜひホテル直営の農園を持ちたいとの思いを大きくする。その方法を模索し始める。
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2016年8月
最良な場所との出会い
ホテルの直営農園を運営するためのこだわりの条件に合う良い場所が見つかり、お世話になっている農家さんから土地の管理や運営方法などプロデュースいただきながら農園開始の準備に入る。
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2016年9月
テストで種を蒔く
本格運用の前に野菜の生育状況を試すため種を蒔くと、12月までにはたくさんの野菜を収穫。ここでちゃんと野菜が育つことを確認。
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2017年1月
糸島ファームの運営開始
様々な準備も整い、いよいよ正式にホテル日航福岡の自社農園「糸島ファーム」がスタートした。
Condition
現在糸島ファームで栽培されている野菜の育成状況をお知らせします
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らっきょう
にんにく
玉葱
馬鈴薯
かぶ
白葱
人参
二十日大根
牛蒡
カリフローレ
ほうれん草
春菊
ビーツ
大根
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牛蒡
人参
赤大根
空豆
グリーンピース
スナップえんどう
えんどう豆
花ニラ
玉葱
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小かぶ
玉葱
ういきょう
[調査日:2025.3.25]
Tourist spots
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櫻井神社
「櫻井神社」は、福岡藩二代目藩主、黒田忠之公がご創建された「櫻井神社」と、伊勢神宮の内宮・外宮の両宮のご分霊を奉じさせ、ご鎮座頂いた「櫻井大神宮」からなります。 広大な境内には多くの摂社・末社があり、素朴でありながらも格式の高い造りで、150年近く経った現在も清らかな佇まいの中でひときわ凛とした空気を感じます。 糸島にある二宮神社・潤(うるう)神社と合せた三社は、近年「嵐の聖地」として人気です。
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桜井二見ヶ浦の夫婦岩
櫻井二見ヶ浦の夫婦岩は、裏宮のご神体。 この夫婦岩のある桜井二見ヶ浦は、「日本の渚百選」「日本の夕陽百選」にも選ばれる名勝スポットで、夏至の頃の夫婦岩の間に沈む夕陽は絶景です。 4月下旬〜5月初旬の大潮の日には夫婦岩大注連縄掛祭(めおといわおおしめなわかけまつり)も奉納され、多くの見物客が集まります。
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志摩サンセットロード
海岸線沿いの県道54号線は全長約33Kmのドライブコースで、デートや観光に大人気。 観光名所のほかお洒落なカフェや雑貨店も多く、 一日中どのエリアにいても糸島らしさを満喫することができます。 エメラルドグリーンの海や美しい夕日を見ながら走行することの出来る道路として日本の道路百選にも選定されています。
Recipe

中華風真鯛の昆布〆 抹茶ソース
春の陽気の中、糸島農園では様々な野菜が元気に成長しています。その中で今「ういきょう」が旬を迎えています。ういきょうは英語名でフェンネルと呼ばれ、古くから香辛料や薬草などとして用いられてきました。果実はスパイスとして、葉は煮込みや魚の香草焼きに、株元はサラダやスープにして食べます。今回は旬のういきょうを使い、中国料理に日本料理のエッセンスを取り入れたフュージョン料理をご紹介いたします。
【材料・配合】 4人分
◎大根スライス:12枚千切り
◎ういきょう(株元):スライス5枚千切り(セロリで代用可)
◎塩揉み用の塩:小さじ1/3
◎ごま油:小さじ1/2
◎刺身用真鯛の切身:1/4身
◎だし昆布:縦10cm×横2cmを2枚
◎乾燥桜えび:適量
<抹茶ソース>
1.抹茶粉:大さじ1
2.鶏ガラスープまたは水:130cc
3.オイスターソース:小さじ1/2
4.塩:小さじ1/3
5.砂糖:小さじ1/2
6.生クリーム:60cc
7.水溶き片栗粉:大さじ1
【作り方】
- ①大根とういきょうは千切りにして塩揉みし、冷蔵庫で一晩漬けます。
- ②1を流水後、水気をよく切り、塩ひとつまみとごま油で和えます。
- ③鯛の昆布〆を作ります。鯛を昆布で挟み、ラップに包んで冷蔵庫で一晩寝かせます。
- ④抹茶ソースを作ります。1~5までを鍋に入れ火にかけます。鍋肌が沸々してきたら火を止め、6、7を加えゴムベラで混ぜ冷やせば完成です。
- ⑤一晩寝かせた昆布〆鯛は薄くスライスし、その上に大根とういきょうの和え物を盛ります。上から抹茶ソースをかけ、桜えびを散らせば完成です。大皿または1名盛、お好みに合わせて盛付ください。
【ポイント】
抹茶ソースは、沸いた状態で水溶き片栗粉を入れると固まりができるので、火を止めてから入れるとなめらかなソースに仕上がります。
【メッセージ】
今回使用した抹茶ソースは、魚料理や肉料理にもお使いいただけます。特に帆立のグリルや蒸し鶏などと相性がいいので是非お試しください。
― おすすめ「旬野菜」レシピ ―
中国料理鴻臚 川原 真一郎

中華風真鯛の昆布〆 抹茶ソース
春の陽気の中、糸島農園では様々な野菜が元気に成長しています。その中で今「ういきょう」が旬を迎えています。ういきょうは英語名でフェンネルと呼ばれ、古くから香辛料や薬草などとして用いられてきました。果実はスパイスとして、葉は煮込みや魚の香草焼きに、株元はサラダやスープにして食べます。今回は旬のういきょうを使い、中国料理に日本料理のエッセンスを取り入れたフュージョン料理をご紹介いたします。
【材料・配合】4人分
◎大根スライス:12枚千切り
◎ういきょう(株元):スライス5枚千切り(セロリで代用可)
◎塩揉み用の塩:小さじ1/3
◎ごま油:小さじ1/2
◎刺身用真鯛の切身:1/4身
◎だし昆布:縦10cm×横2cmを2枚
◎乾燥桜えび:適量
<抹茶ソース>
◎抹茶粉:大さじ1
◎鶏ガラスープまたは水:130cc
◎オイスターソース:小さじ1/2
◎塩:小さじ1/3
◎砂糖:小さじ1/2
◎生クリーム:60cc
◎水溶き片栗粉:大さじ1
【作り方】
- 大根とういきょうは千切りにして塩揉みし、冷蔵庫で一晩漬けます。
- 1を流水後、水気をよく切り、塩ひとつまみとごま油で和えます。
- 鯛の昆布〆を作ります。鯛を昆布で挟み、ラップに包んで冷蔵庫で一晩寝かせます。
- 抹茶ソースを作ります。1~5までを鍋に入れ火にかけます。鍋肌が沸々してきたら火を止め、6、7を加えゴムベラで混ぜ冷やせば完成です。
- 一晩寝かせた昆布〆鯛は薄くスライスし、その上に大根とういきょうの和え物を盛ります。上から抹茶ソースをかけ、桜えびを散らせば完成です。大皿または1名盛、お好みに合わせて盛付ください。
【ポイント】
抹茶ソースは、沸いた状態で水溶き片栗粉を入れると固まりができるので、火を止めてから入れるとなめらかなソースに仕上がります。
【メッセージ】
今回使用した抹茶ソースは、魚料理や肉料理にもお使いいただけます。特に帆立のグリルや蒸し鶏などと相性がいいので是非お試しください。
― おすすめ「旬野菜」レシピ ―
中国料理鴻臚 川原 真一郎
糸島ファームに関する
お問い合わせ
TEL 092-482-1119
(月~金10:00~17:30/土日祝休み)