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2019/12/31

令和最初の初詣はゆかりの地『坂本八幡宮』で!

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新元号「令和」ゆかりの地へ

時代が平成から令和へ ―――

今年5月1日、新しい時代の扉が開いたあの瞬間から早いもので8ヶ月余り。
2019年もあと残りわずかとなってまいりました。
新元号発表の瞬間をテレビの前で見守ったあの日が、早くも懐かしく感じたりします。
 

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今回初めて日本古典から選ばれた新元号「令和」は、『梅花の宴』を記した万葉集の歌の序文が由来で、その『梅花の宴』が開かれたとされるのが歌人大伴旅人の邸宅といわれ坂本八幡宮付近にあったそうです。初めてその事をニュースで知った時はどこにある神社か分からず、“福岡県太宰府市”と紹介されてびっくりしたのと同時に嬉しく誇らしい気持ちでいっぱいになりました。

小さな佇まいの神社が一躍脚光を浴び、多くの参拝者が訪れるようになった坂本八幡宮。
フィーバーが少し落ち着いたかなと思い、初めて出かけてみることにしました。

私が訪れたのは12月のとある土曜日。
団体のお客様もいらっしゃったりして、まだまだ賑わっているなぁという第一印象でした。

境内には大伴旅人が詠んだ万葉歌碑があり、古くからあるのは亡き妻を恋い慕う心境を詠んだもの。
比較的新しいものは令和元年10月に建てられた元号「令和」の碑。
古代ロマンに心を寄せることができました。


[発見1]おみくじやお守りはありません
神社に行くとおみくじを引くという方は多いと思いますが、坂本八幡宮にはおみくじがありません。また、お守りや破魔矢を販売しているところもありません。それもそのはず、注目される前は無人だったそうです。

[発見2]社務所が新しい
「令和」記念の御朱印をと考えていらっしゃる方も多いと思いますが、拝殿の左側に社務所があり、そこでいただく事ができます。社務所の基礎部分のコンクリートが新しかったので、これも今年になってから建てられたのだと思います。
御朱印の授与は月曜日と木曜日を除き、時間も午前9時から午後4時と決まっているそうなので、タイミングが合う時間を確認してお出かけされた方がいいかもしれません!

[発見3]官房長官と同じポーズで記念撮影ができます
境内には『令和』と書かれた額縁が2つ用意されていて、自由に撮影できます。あの何度も見た新元号発表のシーンを真似て写真を撮られている方が多くいました。みなさんいい笑顔です!

 

令和フィーバーの前から氏子会の方々が大切に守ってきた坂本八幡宮。そのことにも思いを馳せながら参拝してみて、とても厳かで凛とした佇まいのかっこよさのある神社だなと思いました。

ひょっとすると混雑も予想されますが、令和になって初めての初詣にぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか。
近隣には梅や桜の木が多くみられたので、春のお出かけにも良さそうですね!